スマートミール

スマートミールとは、健康に資する栄養バランスの取れた食事、および「健康な食事」に関する認証制度の通称。制度は「健康な食事・食環境」 コンソーシアム事務局が運営、審査を行っており、認証への適合が認められれば、スマートミールを提供する店舗であることをロゴなどを用いてアピールすることができる。

厚生労働省が健康寿命の延伸を目的とし、生活習慣病への予防として行っている「健康日本21 (第二次) 政策」では、主食・主菜・副菜を組み合わせた食事を1日に2回以上摂取するなどの目標を掲げているが、外食や中食を定期的に利用する人は、それ以外の人に比べ、目標達成の割合が少ないことが危惧されており、その環境整備のため、2018年にスマートミール認証制度が発足した。

企業は、認定を公表することにより、栄養バランスの取れた食事を提供していることを対外的にアピールできるため、適合のために費やした企業努力を社会的に認知させることが可能となる。また、認証が普及することにより、日本国内全域でスマートミールによる食事を可能にすることを目的としている。